2月から聖年の祈りをミサ前に祈ります
2月から主日のミサ前に行われているロザリオの祈りが替わります。
ミサ前に行われるロザリオの祈りですが、現状はロザリオを一連唱えたあと「ファティマの祈り」と「元后あわれみの母」を唱えています。2025年は聖年にあたる年なので、ファティマの祈りと元后あわれみの母に代わって、フランシスコ教皇が作られた聖年の祈りを唱えることになりました。お祈りのカードは聖堂内各座席の前に置いてあります。ロザリオの祈りと共に心を込めて聖年の祈りを唱えましょう。
聖年の祈り
天の父よ、
あなたは、わたしたちの兄弟、御子イエスにおいて信仰を与え、
聖霊によってわたしたちの心に愛の炎を燃え上がらせてくださいました。
この信仰と愛によって、
神の国の訪れを待ち望む、祝福に満ちた希望が、
わたしたちのうちに呼び覚まされますように。
あなたの恵みによって、わたしたちが、福音の種をたゆまず育てる者へと変えられますように。この種によって、新しい天と新しい地への確かな期待をもって、人類とすべてのものが豊かに成長していきますように。そのとき、悪の力は打ち払われ、あなたの栄光が永遠に光り輝きます。
聖年の恵みによって、希望の巡礼者であるわたしたちのうちに、天の宝へのあこがれが呼び覚まされ、あがない主の喜びと平和が全世界に行き渡りますように。永遠にほめたたえられる神であるあなたに、栄光と賛美が世々とこしえにありますように。
アーメン。
聖年とは
聖年とは25年ごとに行われ、罪の赦し、和解、そして秘跡による悔い改めの年だそうです。フランシスコ教皇は「希望は欺かない。」(ローマ書5:5)を今回のテーマにしました。「キリスト信者は『希望に溢れて』神の愛の証し人にならなければならない」と2025年通常聖年公布の大勅書で述べられています。
※下記リンク先にて教皇様の大勅書が紹介されています。