「深く味わって悟りを得よ。神は恵みに満ちておられる」(詩篇34・9)

 聖書のルカ9章に書いているのは、主イエスが12使徒を宣教に送り出したとき、こう言われました。

 

「旅のために何も携えてはならない。杖も袋もパンも金も持ってはならない。また、下着も2枚持ってはならない。」(9・3)


 手ぶらで初めての宣教に送り出された使徒たちは大変心配していたでしょう。行き先の村に知り合いがいなくて、どうなるでしょうかと深く悩んでいたでしょう。そして、宣教する期間が指摘されていません。飢え死ぬと思うことがあったでしょう。彼らはイエスがなさったように悪霊を追い出したり、病人を癒したりして、神の国を宣べ伝えるよう命じられていました。何日間後、あるいは何週間後、彼らが戻ってきたとき、彼らは興奮していた。きっと、神様が村人の心を開いて、彼らを神の使者として認めさせてくださいました。彼らが主イエスのようになりました。

 

 大船教会の皆様、大分前から茅ヶ崎教会で「ホームレス」を助けてきました。そして、一年ぐらい前から横浜市役所の駐車場で集まる「ホームレス」に古着などをお御堂の後ろに出されている箱に入れています。最初のうちに沢山の良いものが入れられました。それを見て、「よかった!」と思いながら、長く続かないと思いました。しかし、もう一年が経ったのに、まだ皆様の兄弟愛が表されています。「すごいね!」と感心しています。お御堂の箱から信徒館の3階に運んでおいて、かなり多くなったら、ある信者が車を出して、横浜市役所の駐車場まで運んで行くようにします。ホームレスが喜んで全部をもらって帰ります。主イエスが大変喜ぶと信じています。

 

 皆様の兄弟愛を信じて思います:

「きょうこそ、神が造られた日、この日をともに喜び祝う。」(詩篇118・24)