スダカル神父様と本格カレーの会報告

3月21日、季節外れの雪が降る中、スダカル神父様と本格カレーの会と懇談会が開かれた。

 

あいにくの天気にもかかわらず、40名を超える参加者が集まり、会場は終始笑い声に包まれた。この日のメニューは、スダカル神父様がお母様に教わったというキチンカレーと豆スープ、そしてパラタ、ライス、サラダ、フルーツ、インドの菓子とチャイだった。用意された肉はなんと10キロ。サラダは、生野菜を食べる習慣のないインドから来たスダカル神父様のリクエストだ。集会室にはカセットコンロ5台が設置され、パラタ100枚を温めた。スダカル神父様のインド・マジックは良い香りと明るい笑い声とを生み出し続けた。お食事は、スダカル神父様のテルグ語のお祈りで始まり、インド式の右手だけを使った食べ方も教わった。「スダカル」と言うのは、現地の言葉で太陽の光を意味するのだそうだ。すらりと冗談を言い、実に快活にお笑いになる。司祭への道を最初反対されたお母さまも、今ではスカイプの向こうから応援してくださるのだそうだ。お腹と心が満腹になった一日だった。

 

スダカル神父様の本格カレー・作り方

  1.  玉ねぎを繊維に沿って5ミリ厚に切る。
  2.  鍋底が見えなくなるくらいの玉ねぎを、浸るほどのオリーブオイルで炒める。
  3.  鶏むね肉(一口大)と手羽元を入れ、炒め続ける。
  4.  火が通ったら、トマト(ざく切り)を鍋の7分目ほどまで入れる
  5.  トマトの水分で全体がスープ状になったら、ターメリック、チリ・パウダー、コリアンダー・パウダー、ガラン・マサラ、チキン・マサラ、ペースト状にしたニンニクと生姜を入れる。(味を見ながら適量)
  6.  出来上がったら生のコリアンダー(パクチー)を刻んだものをまぶす。