図書室より 新着本情報(8月)

 

8月に図書室に入った新刊をご案内します。

 

  • 「今こそ原発の廃止を」 日本のカトリック教会の問いかけ  日本カトリック司教団 『今こそ原発の廃止を』編纂委員会  カトリック中央協議会
    2011年に発表された脱原発司教団メッセージに対する、科学的、哲学的、神学的裏づけ:核エネルギー利用の歴史と被ばく、福島原発事故と日本の責任、原子力発電の科学技術的性格、脱原発の思想とキリスト教、自然エネルギーの可能性と新たなライフスタイルの提案(目次より)。

  • 「神父さま、なぜ日本に?」 ザビエルに続く宣教師たち  女子パウロ会
    修道院でもなく、母国の教区司祭でもなく、最初から宣教師となることを志した神学生たち。敗戦後の日本にやって来て、日本語の習得に苦労しながら、福音を伝え、福音を証して日本で半世紀を生きた15人の神父さまへのインタビュー。

  • 「聖書を読んだ30人」 夏目漱石から山本五十六まで  鈴木範久  日本聖書協会
    信徒であるなしにかかわらず、聖書を読み、その影響のもとに人間存在を凝視して、近代日本の礎となる活動をした人々。愛用の聖書には傍線、書き込みが多く残され、精読の跡をうかがわせる。日本聖書協会の雑誌『SOWER』に連載されたもの。

  • 「河のながれのように」  遠藤順子  女子パウロ会
    夫・遠藤周作の亡き後、三つの宿題(死は終わりではない、心あたたかな医療、日本人の心に届くキリスト)に取り組んできた著者が、初めて「自分史」を語ります。夫の闘病のこと、子育ての話、子どもの頃のエピソード、長唄のお稽古のことなど、83年の人生の節目、節目で体験したこと、感じたことが綴られています。