図書室より 新着本情報(4月)

4月に図書室に入った新刊をご案内します。

  • 「パウロ 十字架の使徒」 青野太潮  岩波新書
    キリスト教の礎を築き、世界宗教への道を開いたと言われる聖パウロ。その生涯と書簡、そして生前のイエスに会っていないにもかかわらず使徒と名乗ったパウロならではの「十字架の神学」とのその受容史について書かれている。ノートを取りながら読んだら一年分の講義ぐらいの内容がある新書です。
  • 「聖書の読み方」 大貫隆  岩波新書
    大学生の時に教養のために聖書を読み始めた著者は、あまりの分からなさに茫然自失となり、その分からなさを追求し続けて聖書学者になったそうです。自身の経験と思索をもとに提案する「分かる聖書の読み方」。
  • 聖ファウスティナ本3冊
    「神のいつくしみの使者」と呼ばれるシスター・ファウスティナは1905年、ポーランドの生まれ。26歳の時に白い長衣を着た主イエスの胸元から赤と青白い2本の大きな光が放たれている姿を見る。その後「あなたの自由時間をわたしの善といつくしみについて書くために用いなさい。」との啓示を受けて、日記を書き始める。「わたしの使命は、死と共に終わるのではなく、死と共に始まるのだと確信しています。」という言葉を残して33歳で帰天。2000年「神のいつくしみの祭日」に教皇ヨハネ・パウロ二世によって列聖された。
    • 「聖ファウスティナの日記 わたしの霊魂における神のいつくしみ」 聖母の騎士社
    • 「聖ファウスティナの生涯(列聖式における教皇の説教付)」 いつくしみセンター
    • 「神のいつくしみの礼拝(聖ファウスティナの祈り)」 聖母の騎士社