図書室より 新着本情報(6月)

6月に図書室に入った新刊をご案内します。

  • 「聖書とキリスト論」 教皇庁聖書委員会 カトリック中央協議会
    現代の多様なキリスト論を注意深く検討し、その一つだけを用いるなら、聖書の証言とキリストにおける神の恵みを完全に理解するには危険があることを指摘、そのうえで聖書が説く教えを総合し、簡潔に要約。
  • 「あなたのために私は生まれた 聖テレサの生涯とことば」 東京カルメル会女子修道院 & J.カトレット  ドン・ボスコ社
    1515年にスペインのアビラで生まれた「イエスの聖テレサ」。霊的な恵みを悪魔の仕業と断罪され、異端審問所に告訴されたこともあった。イエスのために生き、スペイン各地に17の改革修道院を創設した苦難の生涯とそのことば。読みやすいブックレット。
  • 「裸足の老修道女」 Sr.エマニュエル  女子パウロ会
    「ちっちゃなイエスさま、さぞ寒かったでしょうね。わたしがもしベツレヘムにいたら、わたしのベッドに入れてあげたのに」と飼い葉桶の赤ちゃんに話しかけていた少女は、長じて修道院に入り、62才で教師を引退してから、カイロのスラムに飛び込んで貧しい人たちと暮らしたいという長年の夢をかなえる。20年間のスラム生活の間に学校、住宅のみならず塵芥を肥料にする工場まで立てたシスターの霊的な自伝。
  • 「キリスト教とは何か⑤ ゆれ動く日本人の心」 粕谷甲一 女子パウロ会
    目次より:大江健三郎とキリスト教、ゆれ動く日本人の心 ― 日本の宗教的現実とオウム真理教、戦後50年の日本と宗教 ― 鎮魂と希望の調べ 他。無宗教の勤勉さと息抜き文化の道に邁進した戦後50年の反省と今日の日本への問いかけ。
  • 「天国の窓」 (詩)晴佐久昌英 (写真)菅井日人  サンパウロ
    天国の窓は、どこにでもある。ああ、こんなところにもと気づくなら、それはいたるところに開いている。『家庭の友』に連載された菅井日人の写真と晴佐久神父の詩のコラボ。
  • 「雨のち土砂降り、時々くもり」 ななせちいな  文芸社
    原因不明の身体不調を抱えて生きていると「晴れ、時々くもり」というわけにはいきません。毎日を精一杯生きている人への応援歌。