図書室より 新着本情報(5月)

5月に図書室に入った新刊をご案内します。

  • 「人生の第四楽章としての死」 曽野綾子  徳間書店
    「最近、私は時々、私は死ななくてはならない。私には死ぬ任務がある、と思うようになった。」と著者は語る。魂と魂の出会いに満ちた生と、著者が理想とする『ほとんど微笑んでいる死』をめぐる考察。

  • 「自分を見つめる もうひとりの自分」 柳田邦男    佼成出版社
    「この“心のハンドブック”とも言える小著を書いたのは、自分が『生きる』うえで支えになった出会いや考え方を拾い集めて一冊の本にまとめれば、苦しんでいる人、悲しんでいる人、行き詰まっている人の役に立つのではないかという思いからだった。」

  • 「『私』を受け容れて生きる」-父と母の娘 末盛千枝子  新潮社
    彫刻家・船越保武の長女として、二人の息子の母として、また絵本の編集者として生きてきた著者の自伝的エッセイ。戦争と貧しさ、夫の突然死や息子の難病と障害、「すえもりブックス」の立ち上げと皇后様のご講演録「橋をかける」、思いがけない再婚、「3・11プロジェクトいわて」、多くの出会いと信仰に導かれた濃密な人生の書。