2月に図書室に入った新刊をご案内します。
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「それでも人は生かされている」 (高木慶子 PHP研究所)
人は誰でも遭遇した悲嘆を乗り越える力を持っていることを信じて下さい。悲嘆力を養った人は、より魅力的な人へと変容します。人の悲しみを共有し、受け止める寛大さと向き合う勇気、許すという選択を通して、人生の歓喜を感謝することができるでしょう。(「はじめに」より)
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「小倉昌男 祈りと経営 ヤマト『宅急便の父』が闘っていたもの」 (森 健 小学館)
「クロネコヤマトの宅急便」の創設者であり、名経営者だった小倉昌男。クリスチャンだった彼は修道院や自治体に巨額の寄付を行い、私財を投じて福祉財団を立ち上げて障害者の就労支援に取り組んでゆく。彼を福祉の世界に駆り立てた動機はなんだったのか。小学館ノンフィクション大賞受賞作品。
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「いのちはなぜ大切なのか」 (小澤竹俊 ちくまプリマー新書)
クリスチャンのホスピス医による「いのちの授業」。「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」という思いから小中学生向けの「いのちの授業」や一般向けの講演会を展開している。現在は在宅クリニックの院長。