アウグスチノ会シカゴ管区成立75周年

 今年8月27日が聖モニカの祝日でアウグスチノ会シカゴ管区成立75周年、8月28日がその息子の聖アウグスチヌスの祝日でした。シカゴ管区は75年前に成立をしました。シカゴ管区はフィラデルフィア管区から独立して管区になった。75年まえにわたしは小学校8年生の生徒でしたが、兄が聖リタ高等学校の生徒でした。わたしはその次の年その学校に入学しました。別に学校の雰囲気が違う訳ではなく普通でした。しかし、現在から振り返るとすごい時代だったような気がします。確かに学校で教えていた神父様の多くは東(フィラデルフィア周辺)で生まれた方でした。しかし、彼らの出身地が違っても、その神父様たちは心の温かい方で魅力的でした。そのお陰でわたしはその中の人になりたいと思って、小神学校に入学しました。神に感謝!!!

 

 この夏、管区の成立のお祝いが行われた場所はシカゴ聖座教会で、教区長の大司教がミサをささげ、説教しました。大司教はアウグスチノ会の司祭たちに感謝の心をあらわし、長年にわたり2つの高等学校を経営して、たくさんの小教区を守っていたことを感謝しました。

 

 そのお祝いに参加した群衆の中に多くの信徒が参加していました。聖リタ学校やメンデルカトリック学校のことばが出たとき、突然大きな拍手や叫び声が聞こえました。卒業して何年たっても、その学校を応援しています。ありがたく思いました。

 

 ミサの前や後も教会と学校の間に場所があって、そこでみなが食事をしました。大した食べ物が出されなかったが皆は満足したようでした。ミサの後、管区長はわたしを前に呼んでくださって、わたしを紹介しました。聖リタ学校の生徒として、また日本に54年間、司祭として勤めている宣教師として紹介しました。わたしは短いコメントしかできませんでした。日本人が素晴らしいものだと証しました。

 

 わたしの管区の多くのメンバーに会ったが、顔だけを覚えて、名前を覚えていなかったのです。とにかく嬉しいお祝いでした。参加ができたのは、大船教会の皆様がわたしに休暇の時間を与えてくださったお蔭でした。皆様に感謝しています。